[カナダ移住][カナダ永住権]ワーホリ、学生ビザ、就労ビザのうちにやっておいたほうがいいこと3つ
現在ワーホリや学生ビザ、就労ビザなどでカナダに在住している方には、できればカナダに永住したいなぁと考えている人もいると思います。
直近で永住権申請する予定はないけど数年後おいおい申請を考えているという方に向けて、今のうちにやっておいたほうがいいことをお話したいと思います。
どれも、学生>ビジター>ワーホリ>就労ビザ>永住権を取得した私が「やっておくべきだった…」「やっておけばよかったなぁ…」「もっとがんばればよかった…」と永住権申請準備中や永住権取得後振り返ったときに思ったことです。
やっておくべきこと1位:英語
ありきたりかもしれませんが、英語はやっぱり大事です。
エクスプレス・エントリーで永住権申請を考えている場合、英語の点数がよければ良いほどプロファイルの点数も上がり、ライバルと差をつけられます。
具体的には…
下の表は英語テスト(仏語テストでもOK)の結果から割り当てられたCLBレベル(語学レベル基準のようなもの)に伴いもらえるエクスプレス・エントリーのポイントです。
単純に、CLBのレベルが高ければ高いほどエクスプレス・エントリーのポイントがもらえるということがわかると思います。

例えば、2つのシチュエーションで考えてみます👇
A. 全スキルCLB8、配偶者なし:23 x 4 = 92ポイント
B. 全スキルCLB5、配偶者なし:6 x 4 = 24ポイント
68ポイントの差がつきます。これはとても大きい。
CLBレベルと公式の語学テスト点数の相関についてはこちらの記事に詳しく書きました。
当然、ライバルにはイギリス・オーストラリア・アメリカなどの英語圏からの申請者や、インド・シンガポール・フィリピンなど公式共通言語が英語の国からの申請者もいます。
永住権申請は数年先かな?と思っているのであれば、時間があるうちに英語の勉強を始めておいて悪いことは何もありません。むしろいいことだらけ。
ちなみに私は、永住権申請のための英語テストの中でスピーキングに失敗したので、もっと積極的に周りの英語話者を巻き込んで勉強しておけばよかったなと後悔しました。
やっておくべきこと2位:貯金
これもすでに対応している人は多いと思いますが、貯金していない人は少しずつでも先取り貯金しておくことをおすすめします。
永住権申請でプログラムによっては資金要件があることもありますし、プログラムにかかわらず永住権申請費は高額です。さらに、弁護士やコンサルタントなどに代行をお願いする可能性があるのなら、その料金も計算に入れておく必要がありますよね。
移民後の仕事が決まっている人はいいですが、就職活動をしなければならない場合はその間の資金も必要です。
私の場合は永住権申請時に$10,000ほど貯金していましたが、カナダで働いた年数とそのときの収入、年齢から考えてもっと貯金できたなと今さら反省の嵐です。貯金額は人それぞれ、個人の状況や家族の都合でも変わってくると思うので、無理のない範囲で貯金しておくことをおすすめするという意味です。
やっておくべきこと3位:友達作り、ネットワーキング
カナダにいるのならネットワーキングを積極的に行っておくと後々いいことあるかもしれません。
カナダの就職業界はコネが命!
今のうちに自分の周りからどんどん知り合いを増やしておきたいところです。友人にパーティーなどに誘われたら積極的に顔を出したり、ネットワーキングイベントを調べて参加したりするのがおすすめです。就きたい職業、業界にいる日本人の知り合いを作り、そこから輪を広げていくというのもありです。
私は永住権を取得してから転職活動を始めたのですが(継続中)、積極的にそれを知り合いに話しています。みんな一様に、どんなポジションがいいの?と聞いてくれて、何か聞いたら声かけるねと言ってくれます。
それで実際に仕事が見つかるかどうかは運やタイミングによると思いますが、言うのはタダですからね!
その他やっておくといいかも!と思うこと
ネットでビジネス
これは今私が一番後悔していることの1つです。カナダに来た2014年からちまちまやっておけばよかったと思っています。
ブログやアフィリエイト、YouTube、クラウドソーシングなどです。
カナダで働くステータスがなくても今の時代稼ぐ方法があるものです…。始めてすぐは結果が出なくても、長年続けていけば収入の足しにはなるかもしれません!
昇級を狙う・職種を確認する
これは、今学生やワーホリのステータスでバイトしている人に向けてのお話です。
どういうことだろう?と思われるかもしれません。
カナダで永住権を申請するには、自分の職業はキーになります。なぜなら、エクスプレス・エントリーなどでの申請資格を満たすには、自分の職業がカナダの職業リスト(NOC)のうちスキルレベル0/A/Bに分類されるものでなければならないからです(スキルレベル0/A/Bってなに?!という方はこちらの記事へ)。
例えば、今ワーホリでレストランのサーバーとして働いているとします。サーバーはNOCスキルレベルCで、永住権申請にサーバーを自分の職業として申請することはできません。
ただ、どんな職業もその一つ上のレベルの職業があります。レストランサーバーの場合は、NOCでいうスーパーバイザーという職業です。具体的には、サーバーの仕事だけではなく、例えばドリンクの仕入れやサーバーのトレーニングと指導、シフト管理も任されている場合などです。
今現在バイトでスキルレベル0/A/Bではない仕事をしている場合は、今のうちに上のレベルにどうしたら昇級できるか、考えておくといいかもしれません。普段の勤務態度がよければ会社によっては交渉次第でOKと言ってくれることもあると思います。注意ですが、基本カナダの人たちはNOCなんて意識していないので、NOC Bの仕事をくださいといってもダメです。たとえばもっと責任のあるポジションで働きたいなど伝えるといいかもしれません。
会社によっては就労ビザサポートの意思もあるかもしれませんし、職業リストのことを理解した上でバイトを探すというのもありだと思います。
カナダの職業リスト、NOCについてはこちらの記事に詳しくまとめているので読んでみてください。
まとめ
書き出してみると基本的なことばかりでしたが、思っていても実行できていない人もいると思うので(私もそうでした)、これを機会に行動に移してみてください:)
相談やお話を聞いて欲しい!という今カナダで学生、ワーホリ、就労ビザの方がいれば気軽にお問い合わせかTwitterから連絡してくださいね。
では。