「一人で生きていけそう」と言われた?大丈夫、それほめ言葉なので

みなさんこんにちは、みーです。


まず結論から言いますが「一人で生きていけそう」はほめ言葉です。


「え?そうなの?」と思った方、最後まで読むとわかっていただけると思います。

「一人で生きていけそう」という皮肉

みなさんはこれまで「一人で生きていけそう」と言われたことはありますか?

もしあなたが女性なら、言われて複雑な気持ちになったことがある人もいるかもしれませんね。


というのも、この言葉の裏には


「可愛げがなく、男性から守ってもらわなくてもよさそう」
「たくましく生きていけるだろうからパートナーは必要じゃなさそう」


といった皮肉の意がかいまみえるから(ときどき純粋にほめている場合もありますが)。


私も学生時代の友人男性に言われたことがあります。


その場の雰囲気含め、いじりやいじわるというか軽く貶めるような体で言われてるとわかり妙に冷めた気持ちになりました。

「一人で生きていけそう」はなぜほめ言葉なのか?

この言葉を言われる女性がどんな人なのか想像してみてください。または、実際に言われたことがあるという人は、自分が人からどんな人に見えているか考えてみてください。


おそらく、こんなイメージを持たれているのではないでしょうか?

  • 自立している
  • 仕事ができる
  • しっかりしている
  • さばさばしている
  • 自分の意見を持っている

ほら、すでにほめ言葉だと思いませんか?


そもそも、一人で生きていく=自分の人生を自分の力で切り開いて生きていくのは普通ですよね。


皮肉が込められてようと、この言葉を言われたということは周りの人から「自分一人の力で生きていく素質」をあなたが持っていると思われているということです。


「一人で生きていけそう」はほめ言葉なのです。


「一人で生きていけそう」な人には素敵なパートナーが

「一人で生きていけそう」だからといって恋愛禁止なわけではありませんし、実際に一人で生きていく必要はありません。


ここで「一人で生きていけそう」な女性にこっそり教えたいメリットがあります。


それは、「一人で生きていけなさそう」なか弱い・守ってあげたくなる女性を求める男性が近寄ってこないことです。


あなたがもし「一人で生きていけそう」な女性なら、人生を共にするパートナーは自立していて、お互い助け合い、お互いの夢や目標を応援できて、一緒にがんばっていける人がよくないですか?


その場合、か弱い・内助の功をしてくれる女の子を求めている男性をできたら避けたいというのが本音ですよね。


あなたが「一人で生きていけそう」な女性を体現している場合、そんな考えを持っている男性があなたに声をかけてくる回数は減るはずです。


お互いが求めるものが違う場合、デートやお付き合いする時間もムダだから「一人で生きていけそう」を体現していることが結果メリットになるのです。


「一人で生きていけそう」であれば、よりフラットな関係を築きたいと思っている男性からもあなたが見つけやすいはずです。


ちなみに、「一人で生きていけそう」と言われたことがある私ですが、今のパートナーは実際にとてもフラットな考え方を持っている男性で、私ががんばれる源です。


結論、「一人で生きていけそう」はほめ言葉

「一人で生きていけそう」と言われたら、それはほめ言葉と受け取って、皮肉を込めてその言葉を使ってきた相手はスルーしましょう。


「一人で生きていけそう」なのは性別関係なく素敵なことです。


「一人で生きていけそう」が純粋なほめ言葉として使われる日を願って、今日もしっかり生きていきましょう。


P.S.1 最後にJuice=Juiceのミュージックビデオを貼って終わります。めちゃくちゃ感情移入できます。

Juice=Juice『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』(Promotion Edit)


P.S. 2 最後の最後に、私が原書を読んで感銘を受けた本も紹介します。原書は1792年にイギリスで初版された「女性の権利の擁護」という本です。フェミニズムをどうこう語る以前に、200年以上前に生きていた女性によって書かれたのだということを考えると、とても勇気をもらえます。

※純粋な日本語訳を探したのですが絶版のようで、下は原書の解説本です。

フランス革命の衝撃がひろがる英国で、保守陣営と果敢に論争する女性論客として一躍有名になったメアリ・ウルストンクラフト。彼女がわずか3カ月で書きあげた義憤と希望の書『女性の権利の擁護』(1792年)は、フェミニズムの古典の筆頭にあげられる。フェミニズムという言葉すらなかった時代、18世紀末イギリスでウルストンクラフトは、どのような「女性」の、どのような「権利」を、どのように「擁護」しようとしたのか。気鋭の思想史研究者が丹念に読み解く。



今日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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