カナダ永住権手帖 (7) 就活、就職、そして就労ビザサポートのオファー
コロナウイルスと5Gについての陰謀論って日本でも流れてるのかな?みーです。
世界中みんな陰謀論だいすきなのね。SNSでバイラルになってるゴシップとか陰謀論とか私は疎いので全然知らなかったのですが、ヨーロッパで少し前から「コロナウイルスの発生と5Gが関係しているらしい」という噂が広がってイギリスなどで5Gの基地局鉄塔が放火にあっているらしい。
ん?どういうこと?と思って調べたら「5Gの基地局鉄塔がコロナウイルスを作り出してる」とか「5Gはコロナウイルスに対する免疫力を破壊する」とか。5G=ファーウェイがトップ企業で中国のイメージがあるってのもバイラルが超速で広まった原因の一つなのかな。
信じられん。これ、聞いたことを鵜呑みにしてるってこと?もしくは面白がってるってことかな?もともとはベルギーの新聞にお医者さんがそう話した記事が掲載されたことが始まりだったようだけど、本当に一字一句そういったのかさえ疑える。これを読んだ誰かが誇張してフェイクニュース投稿したんじゃないかな。とにかく、これをそのまま信じ込んじゃうなんて、本当のおばかちゃんがいるんだね、というようなことをさいたまくんと話していた。
とにかくそういう話があるんだなぁと思ってたら、1週間前にカナダのケベックの田舎町(5Gが到達していない場所←)で鉄塔放火が数件発生してて20代の男女が逮捕されたらしい。
こういうことあったり聞いたりするたびに教育、教養は大事だなと思わされる。
いや、小話長すぎだな。本題いきます。前回のエントリーはこちらから👇
今ここ🤟
- 2013年終わりごろ:カナダ渡航準備スタート
- 2014年6月:Study permit申請
- 2014年7月:Study permit承認
- 2014年9月:トロントへ。空港でStudy permit取得
- 2015年5月:ワーホリ申請
- 2015年6月:ビジター申請、ワーホリ承認
- 2015年8月:ビジター承認、Visitor Record取得
- 2015年9月:ワーホリ切り替え、国境でOpen work permit取得
- 2016年9月:LMIAベースのワーク申請
- 2016年12月:ワーク承認、2年間のWork permit取得
- 2017年6月:Express Entryプロファイル提出
- 2017年11月:Express Entryプロファイル更新
- 2017年12月:Invitation to apply (ITA)を取得
- 2018年3月:永住権申請提出、申請料支払い
- 2018年12月:Bridging open work permit (BOWP)申請
- 2019年3月:BOWP取得
- 2019年7月:永住権ファイナルリクエスト
- 2019年8月:永住権承認、Confirmation of Permanent Residence受領
- 2019年10月:永住権ステータス取得
1年半ぶりに働き始める
無事にワーホリを取得して早速就活を始めました。使ったのはこっちで定番のIndeedという就活サイトとe-Mapleという日系コミュニティのサイト。
カフェか事務で仕事を探しました。1年のワーホリじゃいわゆるオフィスワークに就職するのは至難の技でした…。試行錯誤しながらなんとか移民コンサル事務所のアシスタントポジションの職を得ました。移民コンサル事務所というと日本では聞きなれないかもしれませんが、カナダの移民申請(永住権)やビザ申請(就労、学生、ビジター含む)を専門にしたコンサルティング会社です。
受付、来客対応、電話対応などに加えて、各ケースの事務処理や郵送などを対応してました。
慣れるにつれて業務範囲も増えていって、働き始めて数ヶ月後にはコーディネーター業務も始めて、より深くケースに関わるようになっていきました。
就労ビザサポートのオファー
確か2016年の初夏には上司からワーホリが終わった後もカナダに残りたいか、永住権を取る希望はあるか、事務所で働き続けないか?、希望があれば会社で就労ビザ取得をサポートするというお話を徐々にもらっていました。
カナダに残るオプションがあるのならそれはそれでいいかなと思ったので「永住権は正直まだ考えていないけど、就労ビザでワーホリ後も引き続きカナダに残るのは興味がある」というようなことを返答して、就労ビザ(正しくはWork permit)を申請することになりました。
就労ビザ(Work permit)にはいくつか種類がありますが、私の場合雇用主指定のClosed work permitを申請することになり、このwork permitを申請するには雇用主がまずLabour Market Impact Assessment (LMIA)というものに申請して承認をもらう必要がありました。
2016年夏に会社はLMIA申請準備を始めて、私はワーホリが切れる直前の2016年9月にwork permitを自分で申請しました。なんとかLMIAが承認されて、work permitが手元に届いたのは2016年12月でした。期限は2年後の2018年12月でした。
永住権どうしようかな…
この頃には仕事柄カナダ永住権申請の仕組みや条件も知っていたので、自分が申請資格をクリアできることはわかっていました。
だから、実際にカナダに定住するかどうかは別として、Work permitを取得した時点では自分の中でカナダ永住権申請する決心はついてました。日本とカナダ住みたい方に住む選択肢があるのはメリットかなと思ったので。
よくなんで永住権を取ったのか、カナダの何がいいのか聞かれることがありますが、カナダと日本両方好きなところはたくさんあります。
カナダのすきなところは
- あらゆることがゆるい
- 他人の目をそんなに気にしないでいい
- 自分の意見を言うことは当然(女性への「女のくせに」とかない)
- 同調圧力がない
- 性別による役割とか期待が描かれているものを目にすることが少ない
- 自尊心が高い人が多い
- 違いを受け入れる文化が根付いている
日本のすきなところは
- とにかくサービスがいい
- 公共交通機関の時間などが正確
- 仕事が正確、速い、丁寧
- 食べ物がおいしい、新鮮
- 実家がある、家族がいる
- どこいっても基本清潔、きれい
- 冬でも好きなもの着れる
- 他人に迷惑をかけない精神が大きい
適当に書いたけど、こうしてみると日本は物理的な満足度、カナダは精神的な快適度がそれぞれ自分の中で高いのがわかります笑。
永住権申請の準備を始めます
ということで永住権申請を決心したみー。2017年に入り、永住権申請の準備を始めます。申請準備の順番と詳細を次回から書いていきたいと思います。
では。