カナダ永住権手帖 (6)ニートとワーホリとビジターと。
この生活に慣れてきてる自分に危機感を抱いています、みーです。
お出かけなかなかできなくて不自由ですが、お家に一日中いるの全然苦痛じゃない自分が恐ろしい。みー母は割とナマケモノなのですが同じ血が流れてるなぁと思います。逆にこの状況が終わった後に社会復帰できるか不安であります…。
さて、半年間の語学学校通学を終えて卒業したみー。予定では学生ビザが切れる2015年6月よりも前にワーホリを申請、取得して、ワークパーミットに切り替えして、就活を進めるつもりでした。
通常なら前年末か年明けすぐにオープンするはずのワーホリ募集開始が始まらなかったせいで予定通りにまったく進まず、結局ワーホリとビジターを申請し、ワークパーミットを手に入れたのは語学学校を卒業して半年後の2015年9月でした。
ビザの影響もあっていわゆるニート状態だったのですが、結果としてまさに人生のバケーションのような期間になりました。
前回のエントリーは👇
今ここ🤟
- 2013年終わりごろ:カナダ渡航準備スタート
- 2014年6月:Study permit申請
- 2014年7月:Study permit承認
- 2014年9月:トロントへ。空港でStudy permit取得
- 2015年5月:ワーホリ申請
- 2015年6月:ビジター申請、ワーホリ承認
- 2015年8月:ビジター承認、Visitor Record取得
- 2015年9月:ワーホリ切り替え、国境でOpen work permit取得
- 2016年9月:LMIAベースのワーク申請
- 2016年12月:ワーク承認、2年間のWork permit取得
- 2017年6月:Express Entryプロファイル提出
- 2017年11月:Express Entryプロファイル更新
- 2017年12月:Invitation to apply (ITA)を取得
- 2018年3月:永住権申請提出、申請料支払い
- 2018年12月:Bridging open work permit (BOWP)申請
- 2019年3月:BOWP取得
- 2019年7月:永住権ファイナルリクエスト
- 2019年8月:永住権承認、Confirmation of Permanent Residence受領
- 2019年10月:永住権ステータス取得
2015年の日本向けワーホリがオープン
2015年6月が期限の学生ビザからワーホリへの切り替えが間に合わないかもしれないという焦りを本格的に持ち始めた2015年4月23日、ついに日本向けのワーホリ募集開始がIRCCから発表されました。
その当時は今と仕組みが違ってインビテーション方式でもなかったので、あくまでもみーのときの話になりますが、オープンになったその日にIEC用のアカウントを登録して、翌日プロファイルを登録してIEC申請費を支払いました。その後本申請の準備を進めて5月上旬に本申請提出、オープンワークパーミット料である$100を支払いました。
あとは承認を待つだけなのですが、懸念事項が一つ。そう、何回も書いてますが、その時点で1ヶ月半後に学生ビザの期限がくるのです…。その時点でワーホリが承認されているだけではなく、ワークパーミット自体を持っていなきゃいけなかったので果たして1ヶ月半ですべて完了するのかめちゃくちゃ不安でした。
そこで当時使っていたエージェントにビジター申請について相談をしてみたのです。
2020年現在のカナダワーホリ申請方法を詳しく解説しているエントリーはこちらから👇
ビジターも念のためにね
エージェントにワーホリ申請済みであることと6月中旬に学生ビザが切れること、念のためビジターを申請した方がいいかどうかを相談しました。
先方からの回答は「6月に入ってもワーホリの承認がこなかったら念のためビジターを申請する」というものでした。また、学生ビザが切れる前にビジターを申請していれば、そのビジターが承認される前に学生ビザが切れても合法的に引き続きカナダに滞在できるということもエージェントに確認してもらいました。
結局6月に入っても承認の連絡はなく、学生ビザが切れる1週間前にビジタービザ(正式にはビジターレコード)をオンライン申請しました。
そして、学生ビザが切れる1日前にワーホリの承認がおりました。このときオンラインアカウントに受領したいわゆる承認レターは「POE Introduction Letter」というもので、POEはPort of Entryの略称、つまり「入国案内レター」ということですね。そのレターは2015年6月17日に発行されていて、一年後の2016年6月17日が入国期限だと記載されていました。
まさに人生のバケーション状態
本来の予定では学生ビザの後すぐにワーホリに切り替えたかったのですが、結局ビジターを申請するほど計画が後倒しになっていたので、みーはすぐにワーホリに切り替えることをやめました。
季節は初夏でトロントの夏は毎週どこかでフェスティバルが行われているし、それに加えて2015年はPanAm(アメリカ大陸に位置する国々の国際スポーツ大会)がトロントで開催されていてイベントごとも多く、7月に姉家族、8月に両親、9月に友人が日本から遊びに来る予定でした。だから、それらの予定が終わってから9月にワーホリに切り替えて働こうと決めたんです。それまではトロントの夏を楽しもうと思って。
そのときはダウンタウンに住んでいたので、たいていのイベントには徒歩で行けたし、無料のイベントがほとんどだったのもあって、節約しながら楽しむことができました。
PanAmの開催期間はトロント市庁舎前の広場、Nathan Phillips Squareで毎晩無料コンサートが行われていて、ほぼ毎日通ったなぁ。ジャンルもさまざまでインディーズからメジャーまで幅広いアーティストが名を連ねていたのを覚えています。
あとは翻訳や記事作成、日本語クラスのボランティアもしていました。
ワーホリをやっと手に入れる
忘れもしない2015年9月11日、ナイアガラの国境に一人で出かけました。超安いカジノバスを使ってナイアガラの滝で下車、カナダとアメリカをつなぐレインボーブリッジを渡ってカナダ側に戻るときにイミグレオフィスに寄ってワーホリを取得しました(詳細はワーホリの申請解説エントリーで書きます)。
当時は今のようにナイアガラの国境でも曜日や時間制限などがなく、あたったオフィサーもすごい気のいいおっちゃんで、楽に取得できたのを覚えています。
ということでワーホリが無事発行されたので帰りのカジノバスまでナイアガラの滝を眺めたりしながら時間をつぶしトロントに帰ってきました。
ここからなかなか難しい就活が始まります。続きます。
では。