カナダ永住権手帖(5)英語力を確実に伸ばしたい!私が実践した方法。

「なぜアジア人は全員ピアノが弾けるのか?」という超ステレオタイプな質問をされました、みーです。

他のアジアの国はわからないけど、女の子の習い事として日本では超定番ですよね。みーの世代だけかな?今はきっといろんな習い事あるから変わってるかもしれないね。

さいたまくんとみーはキーボードを持っています。みーがちょいちょい弾きたそうにしているのを見て、さいたまくんが実家の使われていないキーボードをある日持ってきてくれました。まぁ中学生までしか習っていなかったので今となってはうまく弾けないんですけどね。初心者向けに編曲されている楽譜ですきな曲を弾きたいなぁと考えているだけで、もらって以来ぼんやりしていましたが、今回の引きこもりを機会にオンラインのサイトに登録してタブレットにダウンロードして練習始めました。一番欲しいのはジブリの日本語の楽譜(紙媒体)なのですが、Amazon Canadaで見たら$50オーバーしかも配送料も高い。楽天もおそらく同じくらい。買う気になれないわ…。ということで今登録しているオンラインサイトで今のところ我慢しています。このサイト、ディズニーは一通り網羅しているからそこは気に入ってます。といいつつ今弾いているのはビートルズのImagineとJack JohnsonのBanana Pancakesですけどね。

どうやって英語力伸ばそうかな…。

さて、前回の続きです。語学学校に通い始めて数ヶ月経っていましたが、英語ネイティブのお友達がいないとコミュニケーション力伸びないだろうな…と悩んでいたみー。自分なりに動き始めました。

前回のエントリーは👇

Meetupを使い始めた。

英語コミュニケーション力が伸ばすために何をすべきかをまず考えました。

当然ながら、

  • 日本人とつるみすぎない
  • 英語ネイティブもしくはそれに近い人たち(例えば他の国で生まれたとしても子どものときにカナダに移住しているなど)と話す機会を頻繁に定期的に作る
  • できればお友達になる

ということを思い浮かべました。ワーホリであれば英語環境でバイトするのが手っ取り早く効果的ですが、学生ビザで語学学校に通っていたのでバイトはできないという条件がついていたのです。

そんなとき、Meetupというウェブサイトを知りました。どういう経緯で知ったのか全く思い出せない…。

Meetupホーム

簡単に言うと、関心ごとや趣味ごとにグループがあって、メンバー登録すると好きなグループのイベントに参加できるサイトです。下のように、カテゴリごとにグループをブラウズできるようになっています。

Meetupカテゴリ

メンバー登録のときに自分の関心ごとも登録できるようになっていて、みーは"Cooking" "Weekend Adventure" "Coffee"に設定していました。こうしておけばイベントやグループを自動的に提案してくれます。

試行錯誤しながらいろいろなグループのイベントに参加して、最終的にあるグループのイベントに定期的に参加するようになりました。そのグループは週末にトロントで開催されているイベントなどに一緒に参加しようというグループで、興味関心が似た同じ世代(20-35歳限定)の友達を作るというのが大きい趣旨でした。

この年齢限定が最終的にすごく重要だなとみーは結論しました。というのも、Cookingのグループのイベント何回か行きましたが、参加者が中年以上がほとんどで、ときどき交流するのにはとても良いんですが、自分が求めてるコミュニケーションとは違うんですよね。同じ世代であれば今流行っているモノやコトを手っ取り早く掬い上げられるし、それを勉強して会話のネタに使えます。

あと、みーが定期的に参加していたグループがたまたまそうだっただけかもしれないけど、みーが参加していた時期は同世代のトロントニアンの子たちがものすごく日本に興味があって、旅行を計画している子や単に情報を聞きたい子も大勢いて、かつ日本人が自分だけだと相当話しかけられるという利点もありました。

参加している人の中には内向的でちょっとコミュニケーションが苦手そうな人もいましたですが、怪しそうな?人はいなかったし、参加するイベントも昼間に外でというのに自分で決められる、遅れて参加、早めに帰宅というのももちろんOKなので、自分が管理しておけば危険もないです。

固定のお友達グループができた。

このグループのイベントに通ううちに、固定メンバーの仲良くしてくれるグループにも出会って、Meetupを離れて個人的に連絡をとって出かけるようになりました。この頃にはこの固定メンバーでBBQをしたりビーチに行ったり、誰かのお家で飲んだり映画見たりということをしていました。

肝心のみーの英語力はどうだったのかという話ですが、今話を聞くとみんな口を揃えて"You were so shy."と言われます。全然話せてなかったんだと思います笑。でもそれには理由があって、まず盛り上がってくるとなんて言っているかわからないこともあって会話を聞き取るのに必死になってたし、あとテレビとかポップカルチャーの話されてもちんぷんかんぷんというのもありました。90年代に人気があったみーディアンとか、知ってるわけない笑。あとトロントのプロスポーツ、ラプターズとかブルージェイズの話題もよくわからなかった。でも、こういう状況に身を置くことってかなり重要だと思います。聞くだけでもいいからその場にいることは大事です。リスニング絶対伸びます。

もう一つ、グループだとわからなくてもにこにこして流すことが多かったですが、少人数の場合は「理解できていない、わからない、もう一度言ってほしい」というのを結構伝えてました。お友達に感謝ですね。

こんな感じでリスニングが難しいことも多かったから、スピーキングに関してはみーは一対一や多くても自分を入れて3人くらいの会話でがんばって練習と思って積極的に話してました。

そんな中で、仲良しグループの中でも、日本人だから興味がある人とみー自身に興味を持ってくれる人が男女関係なくわかるようになります(恋愛感情抜きでね)。みー自身に興味を持ってくれた人たちは今でも一番親しい。実はさいたまくんもその一人。英語が拙かったみーにも辛抱強く付き合ってくれてすごく感謝しているだいすきな人たちです。

ボランティアもおすすめ。

ボランティアもおすすめできます。みーは使ったことないけど、よく名前を聞くのはVolunteer Torontoです。人の役立つことをしながら英語を話す機会があるのはいいですよね。ボランティアはレジュメにも記載できます。

Volunteer Toronto ホーム

Language ExchangeやDating appについて。

海外在住の人で必ず一度は行ったことあるんじゃないかと思うのがLanguage Exchange。日本語を勉強したい人と英語を勉強したい人が交流するグループです。Meetupにもたくさんのグループがあります。もちろん他の言語もあるよ。日本語×中国語とかね。

みーもお友達に連れられて参加したこと何回かあるけど、みーには本当に合わなかったです。まず、相手側は日本語を勉強したいから日本語を教えなければならないところがみーの第一の目的(自分の英語コミュニケーションを伸ばす)から少しずれている。あと、彼らはこちらに気を遣ってゆっくり簡単な言葉で話してくれて勉強にならないし、相手の興味関心ごと(日本のアニメや漫画)にこちらは興味がない。旅行とか歴史は話してて楽しいですけどね。もう一つめんどくさいのが、主催者側も苦労していた出会い目的の人たちが一定数いること。これはもちろん日本人側もそうだと思うけど。いわゆるYellow Fever(アジア系に惹かれる(主に)白人)がいる中でお友達として信用できるのかできないのかなんとなく考えてるのはなんか相手側にも失礼だなと。

だから、Language Exchangeは英語でのコミュニケーションにまったく自信がない時期、暇なときカジュアルに参加する程度で良いかなと思います。当然半分が日本人だし、必然的に日本語も話してしまうからね。

もう一つはDating app。みーも彼がいなかった時にお友達と一緒に登録して使ったことがあるけど、よかったのはテキストの練習になることくらいかな?笑当然ながらYellow Feverや気持ち悪い人たちがじゃんじゃん現れてきます。でも、普通にいい人に出会ってお付き合いしたり結婚したりしているお友達もいるので、めんどくさくなくてシングルの人は登録しておくのはおすすめです。Dating appって最初はずっとテキストで連絡とるじゃないですか。なので、どういうテキストの書き方するのかとか、インターネットスラングや略語とかの勉強になります。いろいろなバックグラウンドの人にも出会えるしね。間違いなく最初のうちは誰も信用しちゃいけないので、もし会うとしても昼間のコーヒーやランチに限定して英語練習しようと思っておくことが大切ですね。それで本当にいい人に出会えたらラッキーってことで。ちなみにみーの周りのカップルで何を使ったか聞くと多いのはBumbleかCoffee Meets Bagelです。

自分が積極的に動くことがいちばん大切

もちろんだけど、自分が動かずには何も始まらないし、英語力も伸びません。とはいいつつ、一人で行動する勇気がない人は最初のうちはお友達と参加するというのもありだと思います。

みーも最初Meetupに参加したときは、トルコ人のルームメイトや語学学校で出会った韓国人のお友達と行ってました。頑なに日本人と行動しないようにしてたな、面白い。あ、でもそれはもちろん英語を伸ばすためにイベントに参加するときだけです。たまには日本人のお友達と遊んだりカフェ巡りしたりしてました。ときどき日本語でばーーーって話したくなるのですよね。

さて、こうやって語学学校のかたわら英語力向上のため動き始めたみーでしたが、2015年3月に語学学校を卒業しました。

本来の予定では2015年入ったらすぐ日本人向けのワーホリ申請がオープンして申請、学生ビザが切れる6月よりもかなり余裕を持ってワーホリを取得するつもりでした。でも、語学学校卒業した時点で日本人向けのワーホリがオープンしてなかったんです。まだ3ヶ月あるし大丈夫だろうと考えていたけど、ここからニート?生活が始まります。

では。

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