カナダ永住権手帖 (9) エクスプレスエントリーのプロファイル提出、更新、そしてインビテーション
前回の続き。プロファイル提出前の準備期間として約半年間使い、英語テストと学歴査定の結果が届いたのでプロファイルを作って提出することにしました。
今このあたり🤟
- 2013年終わりごろ:カナダ渡航準備スタート
- 2014年6月:Study permit申請
- 2014年7月:Study permit承認
- 2014年9月:トロントへ。空港でStudy permit取得
- 2015年5月:ワーホリ申請
- 2015年6月:ビジター申請、ワーホリ承認
- 2015年8月:ビジター承認、Visitor Record取得
- 2015年9月:ワーホリ切り替え、国境でOpen work permit取得
- 2016年9月:LMIAベースのワーク申請
- 2016年12月:ワーク承認、2年間のWork permit取得
- 2017年6月:Express Entryプロファイル提出
- 2017年11月:Express Entryプロファイル更新
- 2017年12月:Invitation to apply (ITA)を取得
- 2018年3月:永住権申請提出、申請料支払い
- 2018年12月:Bridging open work permit (BOWP)申請
- 2019年3月:BOWP取得
- 2019年7月:永住権ファイナルリクエスト
- 2019年8月:永住権承認、Confirmation of Permanent Residence受領
- 2019年10月:永住権ステータス取得
プロファイル提出:スコア425点
準備が整ったので、早速自分のIRCCオンラインアカウントからエクスプレスエントリーのプロファイル作成を進めました。
オンラインフォームにしたがって、個人情報・連絡先情報・学歴・英語テスト結果・職歴などを記入していきます。
結論からいうと、そのときの私のスコアは425点でした。その時期のインビテーションカットオフスコアは430-440点代をうろちょろしていたので、カットオフを下回るスコアでした。
提出したのは、2017年6月のことでした。
最初の提出で申告した職歴、しなかった職歴
実はこのとき、私はある細工をしていました。日本の職歴をあえて申告しなかったのです。
Skilled workerとして認められるであろう職歴は、以下の二つありました。
- カナダでの移民コンサル事務所コーディネーター(その時点で1年4ヶ月ほど)
- 日本でのテクニカルライター/出版コーディネーター(4年)
私が申請したCanadian Experience Classはカナダでの経験一年以上が最低条件なのでそれは満たしていたのですが、そこで心配になったのがカナダの会社での雇用形態。
ワーホリで働いていた期間と、Work permitを取得してからでは雇用形態が少し違っていたんです。1年4ヶ月の期間にこのワーホリのときの雇用形態で働いていた期間も入っていたので、永住権を申請したときにここに審査官が難癖をつけて(※)その期間を間引きされてしまったら、1年未満になってしまうリスクがありました。
※実際はどうかはわかりません。単に安全側をいきたかっただけです。
そこで、最大限リスクを避けるために、雇用形態が変わってから1年経つのを待つことにしました。つまり、その時期が来るまでインビテーションを受けないようにしないといけないということ。
日本の職歴3年を申告すると私の場合25点加点されて450点になるということを確認していました。上でも書いたとおり、その時期のカットオフスコアは430-440点代だったため、もし日本の職歴3年をこの時点で申告していたら、プロファイル提出後すぐにインビテーションを受けていたと思います。
でも、カナダの職歴1年に不安があったので、まだインビテーションは受けたくない。
そのため、あえてこの25点が加算されないように、最初のプロファイル提出では日本の職歴を記入しませんでした。
プロファイル更新:スコア450点
さて、雇用形態が変わってから1年が経つのは2017年12月でした。そのため、12月に入る直前の11月終わり、日本の職歴3年を追加で記入し、プロファイルを更新、提出し直しました。
すぐにスコアが450点に更新されました。あとはインビテーションを待つだけ。
インビテーション獲得なるか?!
プロファイルを更新した直前のDrawでは、カットオフスコアが439点だったので、次のDrawでインビテーション来るだろうな〜と思っていたら、撃沈。
プロファイル更新後すぐのDrawでのカットオフスコアは452点に上がっていました。
2点に泣きました…。
このままカットオフスコアが上がり続けたらどうしようと青ざめた2017年師走。次回に続きます。
では。